10/29.30
全日本ロードレース
第8戦 もてぎ

宮崎敦選手レポート


もてぎ最終戦
予選10番グリッドを獲得。
レースは無事完走、8位でゴール

3戦連続でアクシデントによりリタイヤの続いている宮崎。いよいよレースも最終戦を迎えてしまい、なんとか自分の力を発揮したいところだ。

今回事前にテストを行うことができたことから、金曜日の合同テストも順調に周回することができた。タイムも1回目に1分57秒5でA組トップ、2回目は57秒9で2番手と、周囲との比較でも悪くないフィーリングでこの日のテストを終えることができた。

予選日となる土曜は午後に雨が降り出す予想が出されていたことから、1回目にタイムを出すことに集中した。朝9時15分からと早い時間でのスタートのため、路面コンディションは完全ではなかったが、1分57秒603のコースレコードブレーカーとなり、組3番手となった。が、心配された雨は午後になっても降り出すことはなく、2回目の予選もドライで行うこととなる。それでも宮崎は中古タイヤでラップを重ね、1回目から大きくタイムを落とすことなく、1分57秒697で4番手に付けることができた。

この結果、決勝は10番手3列目からのスタートとなった。

決勝日もどんよりとした曇り空だが、雨の心配はなかった。

宮崎はまずまずのスタートを切り、12位で1周目をクリアした。他車に接触されるレースが続いているチームスタッフは問題なくピットロード前を走り抜けていく宮崎の姿に、まずはホッと一安心する。

順調に周回を重ね、宮崎の前後は車両、タイヤメーカーともに同じ銘柄を使用するライダー。宮崎の使うパッケージングでレースではどのあたりの力になるのか、ということを確認するレースとなった。

周回を重ねる毎に順位を落とすライダーを交しながら、宮崎は着実にポジションアップを図り8位でゴールとなった。

宮崎敦「レースは1分56秒台でトップに逃げられると厳しいと考えていましたが、やはりトップグループはそのペースに入ったようで、その分、差が出てしまいました。それを確認したレースでした。来年はマシンがフルモデルチェンジされるので、大きくポテンシャルアップを図ることができるでしょう。現状抱えている大差はそうなくなるものと思います。テストも開始し、非常に良い感触を得ているので、今年の悔しさは頭を切り替え来シーズンに必ず返したいと思います。今年1年、皆様には暖かい応援を沢山いただきまして本当にありがとうございました。来年も応援いただけますよう宜しくお願いいたします。」

画像1(240ドットJPEG)

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