5/10.11
全日本ロードレース
第2戦筑波

山崎郡選手レポート


ART走行

開幕戦が終わって2日後に、筑波サーキットでテスト走行を行う予定でしたが、大雨、強風という悪天候で、結局走行をキャンセルしました。その為、今回はテスト走行なしでレースウィークに入りました。

筑波サーキットは昨年、一昨年と怪我をしてしまった場所で、僕にとって鬼門のサーキットでもあります。

ART走行1本目は1年振りに走る筑波サーキットの感触を思い出す事に集中しました。感触的にはまずまずで、2本目はセッティングを詰めることに集中できました。タイムも順調に上がっていき、自己ベストを更新して走行終了となりました。

久し振りに走行したサーキットで、自己ベストを更新出来たことは、自分自身にとっても、そして予選に向けても非常に大きな自信となりました。

ベストラップ 58"561 総合結果 6位

公式予選

朝から生憎の雨で、レインコンディションでの予選となりました。序盤から、タイムを出しにいきたかったのですが、なかなかセッティングを煮詰めきれずにいました。徐々に良くはなっていくものの、まだまだ攻めきれていないといった状況。

残り15分を切ったところで、フレッシュタイヤに履き替え、タイムアタックに入りました。確実にタイムアップしていったのですが、なかなか思うような走りが出来ずにいました。終盤、前の集団に追いついてしまい、少し間隔をあける為にペースを落としました。

もう1度タイムアタックに入ろうとした時、丁度いいタイミングで宇井選手の後ろに付くことが出来ました。わずか1周のアタックでしたが、上手くタイムを更新でき、4番手で予選を終えました。
決勝グリッドは1列に3台ということで、フロントローを逃してしまったのは非常に悔しかったです。

ベストラップ 1'04"363 予選結果 4位

ウォームアップ

昨日から降り続いていた雨は、走行時にはあがり、路面も少しずつ乾いていく状況の中でのウォームアップとなりました。決勝に向けてのエンジンセットの確認をしてウォームアップを終えました。

ベストラップ 1'05"295 ウォームアップ結果 7位

決勝

昼過ぎには完全に雨がやみ、ドライコンディションで、決勝がスタートしました。
筑波サーキットは抜きどころの少ないサーキットなので、なんとしてでもスタートを決めたいと思っていましたが、クラッチミートを失敗してしまい、1コーナーでは8番手まで後退してしまいました。

スタートには失敗したものの、焦らず1台づつパスして行こうと考えていたのですが、レースウィークを通して全く出ていなかった問題が発生してしまい、何度も転倒しそうになりました。
後続のライダーにどんどん抜かれていく中、色々乗り方を変えて何とかしようと思いましたが、ベストラップの2秒落ちのタイムで走行するのがやっとという感じで、とても我慢のレースでした。

結局、他のライダーの転倒により順位が7位まで上がり、そのままゴールという形になってしまいました。とにかく、レース中は転倒しないように走行する事で精一杯でした。

正直、かなり悔しいですが、今回ポイントを獲得できたことは、今後チャンピオンシップを戦う上では良かったと思っています。

今回、思うような結果が残せず、ご支援、ご指導して下さったチームオーナー、監督、チームスタッフ、ヤマハ関係者並びにスポンサーの方々、そして応援してくださった方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当にすみません。

今回味わった悔しさは、次のオートポリスで必ず返したいと思います。その為にも今回のレースで出た問題をしっかり解決していかなければいけません。精一杯頑張りますので、今後ともご支援、ご指導の程宜しくお願い致します。

ベストラップ 59"996 決勝結果 7位


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