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全日本ロードレース
第1戦筑波

佐藤裕児選手レポート


今シーズンより古巣のRC甲子園さんに復帰させて頂く事が決まり、トレーニングも強化しフィジカル面、メンタル面共に今までにないくらい追い込み、待ちに待った開幕戦を迎えることになりました。

練習走行

今回は開幕戦ということで木曜日から走行があり、前週の合同テストでの課題をクリアする為には良いスケジュールでした。
午前中に前回のセットの確認からスタート。テスト時のフィーリングを掴み、午後に向けては、足廻りでどうしても試してみたい事があったのでメカさんと話し合い、セットを変更。
しかし自分の予想していたフィーリングとは違っていて翌日に再確認しようと初日は終了。

2日目の走行開始5分前までは何とか雨はもっていましたが、走行ギリギリになって突然雨が降り出しWETでの走行となりました。前回のテストではWETでの問題点もあったので、そこを確認する為走行。ここへきて要約WET路面で気持ち良く走る事が出来、確認作業を終え走行終了。
翌日の予選へ向けチームとミーティングをし、2日目も終えました。

予選

前日とは打って変わって快晴。マシンのセットは元に戻し、予選スタート。タイヤの一番良い状態の所でタイムを出さなければならないのに、ここでクリアラップを取ることが出来ずに時間だけが減っていく厳しい状況。途中ピットに入りフロント廻りのセットを変更。これは良い方向に向かったもののタイムを更新することが出来ず、1回目の予選が終了。

午後の2回目では58秒台を必ず出すと自分に言い聞かせタイムアタックに入りました。しかし1回目のタイムすら更新することが出来ずに残り時間も少なくなってきました。とにかく攻め続け最後に更新はしましたが58秒台には届かず、59秒0で終了。総合14番手、5列目からのスタートとなってしまいました。

決勝

とにかくスタートに集中しました。1コーナーではアウトラインで上手くいきましたが、第1ヘアピンで1台に交わされ次のCXコーナーでは前車に接近して進入。しかし走りのタイミングの違いで接触しそうになり転倒。すぐにマシンに駆け寄りダメージも無かったので再スタートしました。しかし集団は遥か前方。最後まで諦めずに走りましたが結果24位。

今年、自分を走らせて頂くにあたって、どれだけの方が協力してくれたかと思うと本当に自分の不甲斐無さに悔しくて涙が溢れてきました。
もうこのような思いをしない為にも、次戦までの間にもう一度自分と向き直し次のオートポリスでは良い報告が出来るよう精一杯頑張っていきます!

今回も沢山の応援有難うございました!今後とも宜しくお願い致します!


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