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全日本ロードレース
第3戦オートポリス

佐藤裕児選手レポート


開幕戦から約1ヶ月のインターバルがあり、今回の開催は地元のオートポリス。
レース前週には合同テストも行なわれ、レースに向けた課題を洗い出し、ウィークに入りました。

公式練習

今回はアジア選手権併催の為、金曜日の走行は45分1回というスケジュールでした。前週のテストで得たセッティングをベースに細かい所を変更しスタート。前週より良いフィーリングが得られたものの、あと一歩。ピットインを繰り返し、細かなセット変更をしているうちに、あっという間に45分間の走行時間は終了。走行終了後メカさんと予選に向けて話し合い、色々な案を出し合いました。

予選

前日から雨予報となっていましたが、午前中に行なわれるST600クラスの予選は何とかもってくれてDRYでの予選がスタート。

始めの混雑を避ける為、自分はPITにて様子を見ていました。
しかし、開始10分程で最終コーナーにて多重クラッシュが発生しオイルがコース上に出てしまい赤旗中断。そして予選再開後コースイン。

アウトラップは様子を見て計測開始。
しかし、クリアラップを取ることが出来ず、マシン、タイヤの良い所を引き出すことが出来ません。

減って行く残り時間の中で色々と走らせ方を試行錯誤しながら要約クリアラップを取れたのは9LAP目。この時にタイムは更新できましたが予選は11位となってしまいました。このタイムは前週の合同テストで出したタイムにも届いておらず、悔しい予選となってしまいました。

決勝

前日の夜からかなりの量の雨が降っていました。朝サーキットに到着すると全スケジュールの2時間ディレイと伝えられました。

その後、全チーム監督が集められミーティング。

そして、午前9時30分には、決勝レース中止が発表されました。この日の九州地方は大雨洪水警報の発令。そしてオートポリス周辺での大雨注意報。その為、この日の決勝レースほかイベントは全て中止となってしまいました。

サーキットまで足を運んでくれたお客さんに走りを見せる事が出来ずに非常に残念でしたが来シーズンの九州大会は皆様が楽しんで頂けるレースを心掛けていきますので楽しみにしていて下さい。

今回のウィークで出来た課題を早速メカさんとやり取りをしたので、次戦のSUGOに向けてこのインターバルを大事に使って行きたいと思います。


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