3/31.4/1
全日本ロードレース
第1戦もてぎ

佐藤裕児選手レポート


待ちに待った2012年シーズンの開幕戦。
3月14、15日と開幕戦の舞台、ツインリンク茂木にて事前テストが行われました。
そこでレースへ向けてのセットアップを施し、今大会を迎えました。

フリー走行&ART走行

開幕戦の為、木曜日から走行が設けられ前回のテストで詰め切れなかった部分を重点的に置いて走行しました。木曜日、金曜日と計4枠の走行をこなし、金曜日の午後にはロングランも出来、自己ベストを更新。予選へ向け良いフィーリングを得る事が出来ました。

予選

昨年同様40分一回の予選。
この日はとても風が強く、路面状況はドライではあるものの、ライダーにとっては難しいコンディションでの予選でした。
転倒者やコースオフするライダーが相次ぐ中、慎重に走り過ぎてしまい中々タイムを上げる事が出来ませんでしたが、途中でピットイン。
少しセッティングを変えてピットアウト。残り10分を切った所でタイムを更新する事が出来ましたが、7番手。そのままチェッカーとなりグリッドは7番手、3列目のアウト側からのスタートとなりました。

ウォームアップ&決勝

朝のウォームアップ走行は前日の昼から降った雨の影響でウェットパッチの残る中での走行でした。この時にマシンに不具合が出ましたがメカニックさんが決勝までに完璧に修復してくれました。

そして迎えた決勝。
スタートに失敗してしまい1つ順位を下げてしまいましたが、落ち着いてトップグループの後方につける事が出来、周回を重ねました。週末のコンディションの変化などもあり、フリー走行のような感触を得る事が出来ずペースを上げる事が出来ませんでしたが路面とタイヤの感触を確かめつつプッシュしていきました。
トップグループの中にいた2台が転倒し、レース後半に前を行くライダーを交わし、5位に上がりましたが、残り周回で更にプッシュしようと攻めましたが、そこからペースを上げる事が出来ず、そのままゴール。
初戦を5位で終える事となりました。

事前テストから良いフィーリングを得ることが出来ていましたが、決勝ではトップグループに付けながら順位を上げていく事が出来ず悔しいレースとなってしまいました。
しかし、今大会を終え自分に足りない部分が再確認出来ました。
今回得た事を、次回筑波に必ず生かします。

私をバックアップして頂いた、チームスタッフの皆様、スポンサー様、ファンの皆様有難うございました。
次戦もご支援、ご声援の程宜しくお願い致します。


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