5/26.27
全日本ロードレース
第4戦 オートポリス

佐藤裕児選手レポート


前戦、筑波から約2週間のインターバルを挟み、迎えたオートポリス大会。
筑波では転倒リタイアに終わっただけに今大会は何としても結果を残そうと意気込んでレースウィークに入りました。

金曜日 公式練習

事前テストがなかった為、金曜日にドライのセットを確認したかったのですが、この日は朝から雨。
雨は止む気配はなく、45分3本全てWETコンディションでの走行となりました。WET路面での良いフィーリングを掴めず、セッティングを繰り返しましたが改善する事が出来ず、初日は13番手で終了しました。

土曜日 予選

前日がWETだった為、予選前に20分間のフリー走行が設けられました。
オートポリスは今年路面を前面改修されており、事前に走行してないライダーにとっては非常に有難いフリー走行でした。

フリー走行開始後すぐに自己ベストは更新出来ましたが、もちろん周りもペースが上がっています。マシンのセット、路面の状況を確認し終了。

予選Q1

Q1の順位は第1レースのグリッドとなります。フリー走行から車体セットを変更しスタート。なかなかクリアラップを取る事が出来ませんでしたが、自己ベストを更新しながら走行。しかし順位は14位で終了。

予選Q2

Q2の順位は第2レースのグリッドです。更にセッティングをアジャストして挑みました。
Q1での上位24台がQ2へ進出だった為、クリアラップの取りやすい状況での走行でした。
開始後、マシンのフィーリングを確認しタイムアタックに入ります。Q1でのタイムを約1秒上げましたが、順位は10位。
第2レースのグリッドは4列目10番手グリッドからのスタートとなりました。

午後からは第1レースが行なわれました。

決勝 第1レース

5列目からのスタートで、オープニングラップは11番手で通過。そこから8番手争いとなりプッシュしていましたがレース中盤に右側のバンクセンサーが外れて膝を擦れない状態となりペースが落ちましたが、後半に感覚を掴んでペースを上げ、ファイナルラップに1台転倒した事もあり7位でチェッカー。

日曜日 第2レース

最高の天気の中第2レースが行なわれました。前日より路面温度も上昇した中での決勝レースでした。
4列目からのスタートで、クラッチミートは上手く行きましたが1コーナーでアウト側に弾き出されてしまい、順位を落としてしまいました。
レース前半から中盤にかけて、前のライダーの脱落などもあり、6位にポジションを上げましたが、トップグループとの差が開いてしまい、更に後方から追い上げてきたライダーとバトルになりました。とにかくトップグループに追い付く為に全力でプッシュしてバトルも振り切りましたが、前半についた、その差は縮まらず6位でフィニッシュとなりました。

今大会も沢山の方々に支えられた中でのレースでした。有難うございました。
そして皆様沢山の応援有難うございました。


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