皆様へ

佐藤裕児選手

ご報告が遅くなってしまった事をお詫び申し上げます｡
申し訳ございません｡

8月17日付けの自身のﾌﾞﾛｸﾞで発表し､ﾌｧﾝの皆様には沢山のﾒｯｾｰｼﾞを頂きました｡
ｼｰｽﾞﾝの途中で､自分の目標の為に参戦を断念した私に対しての暖かいﾒｯｾｰｼﾞは本当に心に響きました｡
皆様有難うございます｡

私がｵｰﾄﾊﾞｲと出会ったのは5歳の時｡
そこから22年間ﾊﾞｲｸ一筋で突っ走ってきました｡
ﾊﾞｲｸが大好きで大好きでﾊﾞｲｸに関わるお仕事が出来れば､どんなに幸せだろうといつも考えていました｡

そんな折､昨年末に今回のｵｰﾄﾚｰｽ第32期選手候補生入試のお話を耳にし､私はこの試験に賭けようと決心しました｡
RC甲子園ﾁｰﾑｵｰﾅｰに真っ先に相談させて頂くと､全日本ﾛｰﾄﾞﾚｰｽに参戦させて頂きながら試験を受験するという体制を作ってくれました｡
私の一方的な意見にも関わらず､理解して頂き､このような素晴らしい環境を作って頂いたRC甲子園ﾁｰﾑには非常に感謝しています｡

だから中途半端にしたくなかったのです｡
両立すると決めれば､どちらも全力で挑む｡
その気持ちを胸に一日一日大切に歩んできました｡

そして8月中旬にｵｰﾄﾚｰｽ第32期候補生入試試験の2次試験の合格通知を頂き10月1日から始まる3次試験､養成所仮入所へ向けて､全日本ﾛｰﾄﾞﾚｰｽの後半戦を全てｷｬﾝｾﾙさせて頂きました｡

その為､前回の全日本ﾛｰﾄﾞﾚｰｽ第6戦菅生より欠場させて頂きましたが､会場では多くの方々に声をかけて頂き､本当は自分が勇気や感動を届けなければならないのに､逆に私が勇気をもらいました｡

全日本ﾛｰﾄﾞﾚｰｽに参戦を開始して10年｡
自身のﾌﾞﾛｸﾞの中でもあるように
｢私は不器用でｾﾝｽもない｡だからこそ人の何倍も努力してやるしかない！今までもそうだっだし､これから先もずっと！｣
これまで沢山の方々に支えて頂きﾛｰﾄﾞﾚｰｽ活動を行なう事が出来ました｡私はその期待に答えようと､寝る間も惜しんで全力で挑んできました｡
人が休んでいる間も常に行動することで､必ずﾌﾟﾗｽになると信じて｡
不器用なやり方かもしれないけど､これが自分のｽﾀｲﾙ｡

この先も自分の軸をﾌﾞﾗすことなく真っ直ぐ進んでいきます｡

ﾛｰﾄﾞﾚｰｽで学んだ全ての経験を胸に3次試験も必ず突破して､選手になって帰ってきます｡

これまでのﾛｰﾄﾞﾚｰｽ人生､本当に幸せでした｡
私一人が走る事に対し､沢山の方々が動いて下さって､支えてくれました｡
これからは､支えて下さった皆様に恩返し出来るよう､この先も全力で頑張ります｡

今まで本当に有難うございました｡
そしてこれからもご声援宜しくお願い致します｡

佐藤裕児

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