RC KOSHIEN Racing 2007

Results & Reports

第1戦GP250クラス 
山崎 郡 選手レポート

山崎選手

練習走行

全日本2年目となるシーズン、開幕戦は茂木サーキットからとなりました。

1週間前の事前テストで、1年振りに茂木を走行しました。1年振りということで少し不安だったのですが、思っていた以上に感覚が残っており、まずまずの調子でレースウィークに入りました。

昨年同様、今年も開幕戦のみ木曜日から特別スポーツ走行があり、走行時間の少なかった僕にとっては、凄く有り難い2日間となりました。木曜日は、自分に合ったタイヤが見つかり、タイムも自己ベストとなる1分56秒1を記録することが出来ました。金曜日は、タイムこそ出なかったものの、決勝に向けたセットが見つかり、納得のいく練習走行となりました。

予選

朝から気温、路面温度共に低く、冷たい風の吹く中、予選が始まりました。

「路面温度が低いから、4周目くらいまでは気をつけて」とアドバイスを頂き、5週目からペースを上げて行きました。5週目でタイムを更新し、これからという時に、1コーナーで転倒してしまいました。マシンにあまりダメージがなく、走行時間も十分に残っていたので、1度ピットインし、マシンの修復、タイヤ交換をして再度コースインしました。

マシン、路面の様子をみながら走行し、落ち着いていたつもりなのですが、3コーナーでまた転倒してしまい、予選終了となってしまいました。

タイヤの選択ミスもありましたが、やはり気持ちが前に前に行きすぎ、完全に空回りしてしまいました。まだまだ自分の甘い部分がハッキリ出た予選となりました。

結局5週目に出したタイムがベストタイムとなり、予選6番手と納得のいかない結果となりました。ですが、なんとか2列目に並ぶことが出来たので、決勝ではスタートを決めて、トップグループに付いて行こうと思いました。

ウォームアップ

前日の転倒の影響がないか確認し、自分自身の不安材料も取り除き、3番手でウォームアップを終了しました。

決勝

朝から非常に天気が良く、気温もグッと上がったのですが、250の決勝前には徐々に気温、路面温度が下がってきました。

スタートは少し出遅れてしまい、1コーナーはブレーキングを遅らせて進入しましたが、前車に接触しそうになり、避けようとアウト側へ行った為、逆に2台に抜かれてしまい8位で3コーナーへ。5コーナー進入で1台パスして、立ち上がろうとした瞬間、エンジンが全然ついてこなく、またも抜かれてしまいました。V字コーナーでなんとかパスし、1周目は7位でコントロールラインを通過しました。

山崎選手

エンジンの調子が悪く、ストレートで離されてしまい、苦しいレースとなってしまいました。コーナーで差を縮めようとしたのですが、やはりストレートで離されてしまい、3位グループに付いて行くことが出来ませんでした。

レース中はずっと単独走行で、集中力を切らさないように、そしてとにかくマシンが最後まで走ってくれることを祈って走行していました。

結局、他者の転倒もあり、5位でレースを終える事となりました。まさかマシントラブルが起こるなんて思っていなく、レース中はずっと冷や冷やしていました。最後までマシンが走りきってくれて、本当に良かったと思っています。

レース終盤、路面温度が下がってきましたが、タイムを落とすことなく、走行出来たのは自分自身にとってプラスになりました。

今回は5位という結果でしたが、レースウィークを通して、沢山の事を学ぶことが出来、そして今後の課題も見えてきたので、次戦の筑波に向けてしっかり克服していきたいと思います。

今回、ご支援、ご指導して下さった、チームオーナー、監督、チームスタッフ、ヤマハ関係者並びにスポンサーの方々、そして応援して下さった皆様、本当に有り難うございました。
次戦の筑波は、昨年1周も出来なかったので、今年は必ず完走、そして優勝目指して頑張りたいと思います。

今後ともご支援の程宜しくお願い致します。

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