RC KOSHIEN Racing 2007

Results & Reports

第3戦GP250クラス 
山崎 郡 選手レポート

山崎選手

練習走行

3週間前の事前テストの開始早々に転倒してしまい、足の甲の骨を3本骨折してしまい、走行できるか分からない状態でレースウィークに入りました。幸い天気に恵まれ、2本ともドライコンディションで走行することが出来ました。

1本目はとにかくコースとバイクに慣れることを第一に考えて走行しました。やはり走行中は足の痛みがあり、踏ん張りが全然利きませんでした。

2本目は痛み止めを飲んで走行しました。少しは楽になったものの、やはり痛みがあり本気の走りが出来ませんでした。

なんとかコースの感触は掴めたので、予選までに足の痛みが少しでも良くなることが重要となりました。

予選

凄くいいコンディションの中、予選が始まりました。
予選の開始前にYSPのトレーナーの方に足の治療をして頂き、痛みがだいぶ軽くなりました。

序盤は様子を見ながら走行し、中盤まではタイムを出しに行くというよりも、自分の本来の走りが出来るように考えて走行しました。タイヤ交換のためにピットインしたのですが、丁度赤旗が出たので、凄く幸運でした。

タイムロスなくタイヤ交換してタイムアタックに入りました。
すぐに自己ベストは更新できたものの、他車に引っかかったりしてしまい、その後タイムを更新出来ずに予選が終了してしまいました。ただ決勝に向けてロングラン出来た事は気持ちに少し余裕が持てました。結果、8番手で2列目スタートとなりました。筑波はスタートがかなり大事なので焦らず確実に決めたいと思いました。

ウォームアップ

マシンの調子を見るために慎重に走行していたにもかかわらず不覚にも3周目に転倒してしまい、最後の調整が出来ませんでした。怪我が悪化せずに済んだことは幸いでした。

決勝

決勝前に、YSPのトレーナーの方に足の治療とストレッチをしてもらい、万全の状態で挑みました。

JSB1000クラスの赤旗中断によりスタート時間が遅れてしまいましたが、とても良い天候で決勝が始まりました。スタートはうまく決めることが出来、1コーナーに進入したのですが、オープニングラップで一つ順位を下げてしまいました。

山崎選手

その後、中盤まで前車をなかなか抜くことが出来ず苦労しました。相手がミスをしたところをすかさず抜き、そこからは自分のリズムを取り戻し、徐々にポジションアップしていきました。

7位までポジションアップしたところで、前車との差が結構あったのですが、温存していたタイヤをうまく使うことが出来、ペースを上げていけたので、見る見るうちに差を縮め、残り4Lくらいの所で追いつきました。

周回遅れの転倒で少し危ない場面もありましたが、2周で2台抜くことが出来、あとはひたすらミスのないように走りました。そしてそのまま、5位でレースを終えることが出来ました。
今回、終盤でペースを上げていけたことが、自分自身にとって凄くいい収穫になりました。

以前から、ダンロップの方に言われていたことが少しずつですが分かってきたように思います。
今回はポイント圏内でゴール出来ればと考えていたので、5位という結果には正直、驚いています。
今回結果が残せたのも、ご支援、ご指導して下さったチームオーナー、監督、チームスタッフ、ヤマハ関係者並びにスポンサーの方々、YSPトレーナー、そして応援してくださった方々のお蔭です。
心より感謝しています。本当に有り難うございました。

今回のレースでまだまだ自分自身のダメな部分がハッキリと出てしまいましたが、次戦のオートポリスでは少しでも成長した姿を見せることが出来るようこの2週間、人一倍努力したいと思います。
今後ともご支援の程宜しくお願い致します。

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