Round7 SUZUKA

2000MFJ
全日本ロードレース選手権シリーズ
R7 SUZUKA SUPER BIKE RACE

9月2日SAT(予選) 9月3日SUN(決勝)
8月20日in三重県・鈴鹿サーキット 観衆:1万800人
GP250ccクラス 亀谷長純:予選11位 決勝:5位
GP250ccクラス 関口太郎:決勝:4位

■REPORT&COMMENT
 後半戦に突入した全日本選手権は、第9戦・菅生まで、2週間に1戦が開催される天王山。ファクトリーチーム不在で混戦必至と思われていたGP250ccクラスも、そろそろ速いライダーとそれ以外が分かれ始めた時期。RC甲子園ヤマハに所属する亀谷長純にとっても、ここまで納得の行く成績を残していないだけに、早く1勝を上げたいところだ。
亀谷:「今シーズンからTZに乗り始めて、ずっと走り込みが足りないような感覚があって自信がなかったんですが、夏のインターバルが終わって、この前の菅生でちょっとキッカケがつかめた感じですね」
 その亀谷は、土曜日に行われた公式予選で、2分12秒544のタイムをマークし、3列目11番グリッドを獲得。 第6戦菅生でレコードタイムをマークした亀谷にとっては、もちろん納得のいくタイムではない。
亀谷:「鈴鹿に入ってからちょっと新しいエンジンのセッティングにトライしてみたんですが、それがうまく結果につながらなかった。 車体は決まっているので、あとはエンジン。決勝日までにもう一度仕上げておかないと」
 決勝レース、ホールショットを奪ったのは興呂(爽風会・鈴鹿レーシング)。 以下、畠山(チーム2000ペンギン)、中富(チームRSC高武)、嘉陽(FCC.TSR)、酒井(エンデュランス)が続き、亀谷は10番手あたりでレースをスタート。このままレース序盤は10台あまりがトップグループを形成する縦長の展開が続き、亀谷はかろうじてトップグループに食い下がる。
 畠山、中富、酒井の3台がやや抜け出した5周目。セカンドグループのポジションをキープする亀谷は、4番手争いの位置。しかし、やがてレースは3位と4位の差が詰まって、またしても10台前後の長いトップグループがレースをリードする展開になっていった。
 レース中盤、変わらずトップグループに位置する亀谷は、嘉陽、稲垣(チームBP)、そしてチームメイトの関口太郎らとバトルを展開し、関口とともにややラップタイムを上げてポジションをアップ。13周目にはスパートした関口が1周でイッキにトップ3台をゴボウ抜きしてトップに浮上。亀谷も5番手まで順位を上げる。
 しかし、このスパートが続かないのが今日の亀谷だった。相変わらずキレのいいコーナリングでペースを上げるものの、バックストレッチやグランドスタンド前といった高速セクションで、いまひとつラップタイムを縮められない苦しい展開が続いてしまった。特に、嘉陽の駆るファクトリーマシンNSRとのバトルでは、ストレートで抜かれ、コーナーでかわすという繰り返し。やはり、予選から苦しんでいたエンジンのセッティングが万全ではなかったのだ。  レース後半も、5番手の順位をキープするのが目いっぱい。激しくバトルを繰り返すトップ3〜4台にいまひとつ届かないまま、5位でフィニッシュ。しかし、終わってみればトップまで1秒6、表彰台まで0秒97という大接戦。次戦は得意の筑波へ乗りこむ。
亀谷:「結局エンジンのセッティングを出せないまま、決勝日になってしまいました。敗因はやっぱりきちんとマシンをつめきれなかったこと。今日の状態ではあの順位が精一杯。できる限りファイトした結果ですが、やっぱり勝てないと悔しいですね。トップが見えているのに、どうしても届かない。それが、今の混戦の中での僕のポジションです。次は得意にしている筑波です。前回の筑波では転倒してしまって勝てるレースを落としたという感じだったので、次こそ必ず! とにかく本当に優勝の二文字が欲しい!」

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