Round8 TUKUBA

2000MFJ
全日本ロードレース選手権シリーズ
R8 TUKUBA SUPER BIKE RACE

9月16日SAT(予選) 9月17日SUN(決勝)
8月20日in茨城県・筑波サーキット 観衆:9820人
GP250ccクラス 亀谷長純:予選2位 決勝:4位
GP250ccクラス 関口太郎:決勝:2位

■REPORT&COMMENT
 台風17号の接近が心配されるなか開催された全日本選手権第8戦。金曜日の公式練習、土曜日の公式予選とも降ったりやんだりの不安定なコンディションで行われ、ヒットマンRC甲子園ヤマハの亀谷長純は、土曜日のBグループ1回目の予選セッションで0分58秒161のトップタイムをマーク。午後のセッションは雨用のセッティング確認に時間を使い、フロントロー2番手のスターティンググリッドを獲得した。
亀谷:「条件が悪いのはみんな一緒ですから。それより、ドライで58秒を切れなかったのが納得いかない。TZで筑波を走るのは今年2回目になるから、もう少しいいタイムになると思ったんだけど・・・。この分だと明日は雨になるでしょうから、午後のセッションはレイン用のセッティングを出していました」
 迎えた決勝日は早朝から強い雨が降り、一時は開催も危ぶまれたが、125ccクラススタート前には雨も上がり、コースもほぼドライへ。しかし、125ccクラスのレース中盤に再び強い雨が降り、レースは赤旗中断。結局その後に行われる250ccクラスもウェットコンディションでのレースとなった。
 決勝レース、ホールショットを奪ったのは稲垣(チームBP-RSY)。亀谷は2番手でレースをスタートするが、すぐにトップに浮上してレースをリード。3番手にはチームメイトの関口がつけ、2周目には亀谷−関口の順でRC甲子園の1-2フォーメーション。しかし、雨が止んだコースは徐々に乾きはじめ、亀谷のハイペースが徐々にトーンダウン。出走前に亀谷は、雨用のセッティングを選択してレースに臨んでいたのだ。
 3周目、トップグループは亀谷−関口−中富(チームRSC高武)、青山(チームハルクプロ)、酒井(エンデュランス)の順。レース序盤をリードしていた亀谷だったが、路面が徐々に乾いていくにつれ、関口、中富にかわされて3番手でレース中盤に突入していった。
亀谷:「スタートはうまく行ったんですけど、思ったより雨がひどくなくて、だんだんペースを上げられなくなっちゃったんです。車体を雨用のセッティングにしていたので、ドライではどうしてもペースが上げられない。関口君や中富君に抜かれたあとは、とにかくペースをキープしよう、といっぱいいっぱいでしたね」
 レース中盤、関口と中富が激しくトップ争いを繰り広げるなか、単独3位を走行していた亀谷に、後方から稲垣との4位争いを制した大崎(SP忠男レーシング)が迫る。懸命に大崎を抑えていた亀谷だったが、26周目についに3位の座を明け渡す。結局関口との激しいトップ争いに勝った中富が優勝を飾り、亀谷は大崎に続く4位でフィニッシュ。惜しくも3位表彰台を逃がしてしまう結果となってしまった。
亀谷:「決勝前は迷ったんですが、雨用のセッティングで出ていって、結局それがハズレた、ってことです。あのまま雨が降れば、きっとあんな展開にはならなかったと思うんですけど、それはもう言ってもしょうがないですね。降ったり止んだり、こういうコンディションのレースは難しいです。結局また勝つことはできませんでしたが、次は前回いい感じで走れた菅生ですから、こういう得意なコースでこそ勝ちたい。もう残り3戦しかないので、なんとか結果を残したいですね。その自信はあるし、きっとやってみせます!」

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